被災者“医療・介護費の自己負担免除”へ
厚生労働省は、台風19号の被災者を対象に、医療費や介護費の自己負担を全額免除する方針を明らかにした。
加藤厚労相「医療・介護の一部負担の免除などの実施の要請を行いました」
医療費・介護費の自己負担が全額免除されるのは、台風19号で自宅が全壊、または、半壊したり、床上浸水の被害に遭ったり、失業した人たちなど。こうした人が、医療機関や介護施設などに自己申告すれば、無料にする措置を取るよう、すでに自治体などに通知し、手続きが進められているという。なお、保険証がなくても、医療や介護サービスが受けられる措置はすでに取られている。
医療や介護の自己負担免除は、東日本大震災や熊本地震、去年の西日本豪雨などでも実施された。