東京駅~有明を結ぶ地下鉄 東京都が新設へ 総事業費4000~5000億円の見通し
東京都は、東京駅から銀座などを経由し臨海地域を結ぶ新たな地下鉄について、事業化に向けて準備を進める方針です。
関係者によりますと、検討段階にあった東京駅から臨海部の有明を結ぶ地下鉄の新設について、東京都が、事業化に向けて手続きなどの準備を進める方針であることがわかりました。
具体的には、東京駅を起点に「新銀座」「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」「有明・東京ビッグサイト」の7駅を設け、総延長はおよそ6.1キロ。2030年ごろに着工し、2040年代前半の開通を目指すということです。総事業費は4000億円から5000億円となる見通しで、開通から30年以内の黒字化を目指すということです。
今後、りんかい線やつくばエクスプレスとの接続も検討していきたいとしています。
25日に小池知事が会見で正式発表する方針です。