生産者にもうれしい“引き算”のチョコ
ゲストいち押しのソーシャルグッドなヒトやモノを紹介していただく「recommend」。株式会社Bulldozer代表の尾和恵美加さんのいち押しは、生産者にやさしいチョコレート「ミニマル ビーントゥバーチョコレート」。
――“引き算”のチョコレート、これはどんなチョコレートなんですか。
通常のチョコレートというのは、カカオ豆を、乾燥させて、ローストさせて、炒って、砂糖入れたりとか、生クリーム入れたりとかいろいろなものを、添加物も含めて入れていくんですけれども、このミニマルのチョコレートはカカオ豆と砂糖のみで作られています。
――それだけですか?
そうなんです。
――それはどうやって実現してるんですか?
カカオ豆の生産からすごいこだわってやっていらっしゃって、実際に創業された山下さんという男性が、世界中のカカオ農家に出向いて、どうしたらおいしいカカオが育つのかということを教育して、実際にその翌年度、おいしいカカオができたら、通常の市場価格の数倍の価格で取引をするというフェアトレードの方式で、カカオ豆を育てるところを大切にしているんです。
――へえ。すごい。新しい取り組みですし、チョコレート食べてみたいです。
土地土地の「オリジン」っていうんですかね「オリジン」、詰まったカカオ豆ができてくるので、本当にシンプルな製法なのに、檜の様な香りがしたりとか、果物のベリーっぽい香りだしたりとか、本当に個性豊かなチョコレートなんです。
――ちょっと一度でいいから食べてみたいですね。
ぜひ食べてみてください。
■尾和恵美加さんプロフィル
株式会社Bulldozer代表。芸術家の思考回路からイノベーションの種が見つかる脱常識思考として、「オリジン」に基づいた唯一無二のアイデアを表現するプロセスをビジネスサイドへ応用する「オリジンベースド・アートシンキング」を開発。正解のない現代において多様な正解の形を作り、日本から世界へパラダイムシフトを起こすべく活動している。
【the SOCIAL recommendより】