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薩摩硫黄島で噴火 警戒を呼びかけ 鹿児島

2019年11月3日 1:39
薩摩硫黄島で噴火 警戒を呼びかけ 鹿児島

2日午後、鹿児島県の薩摩硫黄島で噴火があった。気象庁は、噴火警戒レベルを2に引き上げ、警戒を呼び掛けている。

2日午後5時35分に薩摩硫黄島の硫黄岳で噴火が発生し、噴煙が火口の上空1000メートル以上に上がった。

これを受け、気象庁は、噴火警戒レベルを火口周辺規制の2に引き上げ、火口から概ね1キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。薩摩硫黄島の噴火は、およそ6年半ぶり。

三島村役場・宮田総務課長「揺れとか音も感じていない。住民は通常の生活に戻っている」

島では現在、火口の西側およそ2.5キロに、60世帯115人が暮らしているが、三島村役場によると、住民にケガはなく、避難の報告も入っていないという。