天皇陛下、64歳の誕生日 皇居で「祝賀の儀」行われる 被災地へお見舞いの言葉も
天皇陛下は64歳の誕生日を迎えられ、皇居では一般参賀のほか、祝賀行事が行われました。
皇居では、コロナ禍以降初めて、4年ぶりに抽選の無い形で一般参賀が行われ、午前中、3回行われた参賀には、1万3000人あまりの人が訪れました。
天皇皇后両陛下とともに愛子さまや秋篠宮ご夫妻、佳子さまがベランダに立ち、天皇陛下がお言葉を述べられました。
「冷たい雨が降る厳しい寒さの中、誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います」
天皇陛下は寒さを気遣うとともに、元日に起きた能登半島地震の被災地へのお見舞いを述べられました。
また、午後には、宮殿で「祝賀の儀」が行われ、岸田首相はじめ三権の長や外国大使らが陛下にお祝いを伝えました。
その後、両陛下は、誕生日の挨拶をするため、上皇ご夫妻のお住まいの仙洞御所を訪問されました。