天皇陛下、64歳誕生日 皇居で一般参賀 4年ぶり事前抽選なし
天皇陛下は23日、64歳の誕生日を迎えられました。皇居では4年ぶりに事前の抽選がない形で一般参賀が行われました。
冷たい雨が降る中、皇居では、早朝から大勢の人が列をつくり、一回目の参賀には、9670人が集まりました。
午前10時20分ごろ、天皇皇后両陛下とともに愛子さまや秋篠宮ご夫妻、佳子さまが宮殿のベランダに姿を見せ、天皇陛下がお言葉を述べられました。
天皇陛下「冷たい雨が降る厳しい寒さの中、誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います。先月発生した能登半島地震によって亡くなられた方々に、改めて哀悼の意を表するとともに、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします。皆さん一人一人にとって穏やかな春となるよう祈っております。皆さんの健康と幸せを祈ります」
午後には、宮殿で「祝賀の儀」が行われます。