羽田空港・新飛行ルート 周辺住民に説明会
来年3月から運用が始まる、羽田空港の都心上空を通る新たな飛行ルートについて、国土交通省がルート周辺の住民に対する説明会を行った。
新たな飛行ルートは、羽田空港の国際線の便数を増やすためのもので、来年3月29日からの運用が決まっている。
国交省はこれまでにも住民説明会を行ってきたが、今回は追加で決まった騒音対策や、運用開始までに行う、実機による確認飛行のスケジュールなど、新たな情報を盛り込んだ。
来場者「(都心上空を)年中通っているというイメージだったので、それが(違うと)解消された。昼間だけだったので、まだよかった」
ルート周辺の住民からは、騒音などで不動産価値が下がるのではないかとの懸念が出ているが、国交省は、成田、伊丹、福岡の空港周辺の地価を調査した結果、飛行ルートからの距離と地価に因果関係は確認されなかったとしている。