「親謁の儀」へ 両陛下が奈良と京都を訪問
天皇皇后両陛下は歴代の天皇陵に「即位の礼」と「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」にのぞむため、26日から奈良と京都を訪問される。
天皇皇后両陛下は26日午後1時前、安倍首相に見送られて東京駅を出発し、26日の宿泊先である奈良県橿原市に向かわれた。今回の訪問は初代天皇とされる神武天皇陵と、4代前までの天皇陵に「即位の礼」と「大嘗祭」を終えたことを報告する「親謁の儀」にのぞむためのもの。
両陛下の奈良・京都訪問は即位後初めてで、26日夜は、地元住民らによるちょうちんの歓迎を受けられる。27日はまず、神武天皇陵に参拝し、京都に移動したあと孝明天皇と明治天皇陵にも参拝される。
3日目の最終日には、京都市で即位を祝う「茶会」ももよおされる。