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新国立競技場が完成 五輪メインスタジアム

2019年11月30日 12:26
新国立競技場が完成 五輪メインスタジアム

来年の東京オリンピック・パラリンピックでメインスタジアムとなる新国立競技場が、完成した。

3年前に始まった工事は今月14日に完了し、検査などを経て、30日、正式に完成した。

新国立競技場をめぐっては、当初の建設計画の費用が膨らんで白紙撤回され、その後、建築家の隈研吾さんのデザインが採用された。

地上5階・地下2階建てで、高さは約47メートル。6万席設けられた観客席は5色のモザイク状で、空席が目立ちにくくなっている。フィールドには天然芝がはられ、400メートルのトラックが9レーン設けられている。屋根は、鉄骨を中心に、一部に国産の木材を組み合わせた構造になっている。競技場全体の冷暖房設備はなく、気流を作り出すファンなどが設置されている。全体の工事費は約1670億円。

来月中旬には竣工(しゅんこう)式が、21日にはウサイン・ボルトさんや嵐などが登場するオープニングイベントが行われる予定。

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