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台風被害の長野 応急仮設住宅の入居始まる

2019年12月1日 11:42
台風被害の長野 応急仮設住宅の入居始まる

台風19号で甚大な被害が出た長野・長野市では被災した市民向けに建設された応急仮設住宅の入居が1日から始まった。

このうち、23戸が建設された長野市の若槻団地運動広場には、午前10時から入居を希望する被災者に対して設備などの説明が行われた。被災者は鍵を受け取ると、さっそく部屋の中を確認していた。

入居する被災者「きょう来てお湯も沸かせるしお風呂も入れるし、トイレも使えれば最低限度の生活ができます」

応急仮設住宅は市内4か所に合わせて115戸が用意された。今のところ61世帯が入居を申し込み、1日は52世帯が入居する予定。ただ54戸で空きが出ていて、市では今後も入居の募集を続けることにしている。

一方、長野県内の被災地で救助活動や災害ごみの撤去などにあたった自衛隊は11月30日夜、撤収となり、50日間の活動を終えた。