大阪府寝屋川市は、市民から改善を求める声が多い窓口サービスについて、時間の延長や元客室乗務員を専門職員として採用するための補正予算案を市議会に提案した。

寝屋川市が２日の市議会に提案した補正予算案によると、来年４月から市役所の窓口サービスを全て午前８時から午後８時までに延長する。住民票や証明書の発行だけでなく、全ての業務を１２時間行うのは全国で初めてという。

さらに、窓口の対応を向上させるため元客室乗務員などサービス業の経験者を専門職員として１３人採用するほか、３月や４月など混雑する時期に必要に応じて窓口の数を増やせるような設備も導入する。

費用は３８００万円を見込んでいて、補正予算案は今月１７日に可決される見通し。