横浜市、IR誘致に向けた補正予算案を可決
カジノを含むIR(=統合型リゾート施設)について横浜市議会の本会議で、20日、誘致に向けた補正予算案の採決が行われ、賛成多数で可決された。
IR誘致の準備を本格化させるための費用2億6000万円が盛り込まれている市の補正予算案は、20日、自民・公明の賛成多数で可決された。
一方、IR誘致に反対する市民ら約650人が市役所を囲み、住民投票の実施や市長の解任を求めた。
IR誘致に反対する市民「とても心配です。この子にもやっぱり将来悪い影響を与えると思って」
IR誘致に反対する市民「(市長は)何も説明されてないですし、市民の声も全く聞いてもらってないので」
人口減少や少子高齢化に伴う将来の税収確保をIR誘致の理由にあげている林文子市長は、補正予算案の可決を受け、「民意は反映している」との見解を示した。
横浜市・林文子市長「私自身、これから丁寧に市民の皆様に説明していくという風に申し上げていますので、民意を反映していないということは私は考えておりません」
横浜市は今後、市内18区で説明会を開き、市民の理解を得ていきたいとしている。