横浜市 「カジノ」誘致の方針固める
横浜市がカジノを含むIR(=統合型リゾート施設)を誘致する方針を固めたことが分かった。林市長が22日にも表明する見通し。
関係者によると、横浜市は、再開発を予定している山下埠頭(ふとう)に、カジノを含むIR(=統合型リゾート施設)を誘致する方針を固めたという。
山下埠頭は敷地面積がおよそ47ヘクタールにのぼり、都心などからのアクセスにも優れている。
林市長はこれまでIRの誘致について「白紙」としてきたが、既に大阪や和歌山などが誘致の方針を示す中、大きな経済効果が見込まれるため、横浜市も準備を進めるべきと判断したもようだ。
ただ、横浜市の港湾事業者らの団体がカジノに反対しているほか、市民からも治安悪化を懸念する意見が上がっていて、丁寧な説明が求められる。
誘致の方針は、林市長が22日にも会見を開き、表明する見通し。