拉致被害者家族「力添えを」国連に支援訴え
拉致被害者の家族が、国連で北朝鮮の人権問題を担当しているキンタナ特別報告者と面会し、「こんなにひどいことを許してはならない」などと、解決に向けた支援を訴えた。
来日中のキンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告者は、横田めぐみさんの弟・拓也さんら拉致被害者家族7人と面会した。
横田めぐみさんの弟・横田拓也さん(51)「国際社会が、人権の切り口で、北朝鮮に対しさらに強く迫っていく必要があります。こんなひどいことを許してはなりません」
横田拓也さんはこのように述べ、キンタナ氏に対し「被害者と再会できるように力添えをお願いしたい」と訴えた。
キンタナ氏は、面会などの結果をふまえ、来年3月に開かれる国連人権理事会に報告する予定。