横田めぐみさん拉致から15日で42年
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、15日で42年になるのを前に母親の早紀江さんが会見し、「腹が立つほど長い」などと、切実な思いを語った。
めぐみさんの母親・横田早紀江さん(83)「本当に42年というのは、言うのも腹が立つほどの長い年月。どうしてこんな大事な問題が、ちゃんといい終結にならないのかと」
横田めぐみさんは、1977年11月15日に北朝鮮の工作員に拉致され、15日で42年になる。
めぐみさんの母親・横田早紀江さん(83)「(被害者は)帰りたいと言っているし、みんな(家族)も待っているんだから、帰すのが、人間として当たり前のことですよと、(金正恩委員長に)きちんと伝えることが必要」
早紀江さんはこのように述べ、「政府は本気になって行動を起こしてほしい」と、改めて訴えた。
また、父親の滋さんについては、病床にありながらも、めぐみさんの写真を見ながら「頑張る」と話していると、近況を明らかにした。