「探知犬」が危険物探知 東京駅で実証実験
東京オリンピック・パラリンピックに向け、東京駅の構内で、「探知犬」が危険物の発見を行う実証実験が行われた。
実証実験はJR東京駅で行われ、「危険物探知犬」と呼ばれる訓練を受けた犬が、爆発物を持ち歩く不審者がいないかどうかや、駅構内に爆発物が置かれていないかなどを調べた。
4日は、探知犬が警備員とともに、実際に改札周辺や券売機や窓口に並ぶ人の周りを巡回して探知を行った。
今回の実験では、多くの人が動き回る駅の中でも探知犬が危険物を見つけられるのかや、利用客の妨げにならないかなどが検証された。
国土交通省は、東京オリンピック・パラリンピックに向け、首都圏の鉄道のセキュリティー強化を進めている。