首里城 立ち入り制限エリアの一部を公開
10月に火災のあった沖縄県那覇市の世界遺産・首里城で、火災後に立ち入りを制限されていたエリアの一部が、12日から一般に公開された。
12日から見学できるようになったのは、首里城の城郭内にある歓会門や久慶門、広福門などのほか、城下を一望できる展望台「西のアザナ」を含むエリア。全焼した正殿や南殿、北殿などにはまだ近づけないが、これで首里城公園の面積全体の8割が公開されたことになる。
北海道から来た人「見るに忍びがたいところがある。まだ結構、残っているところがあってよかった」
東京から来た人「焼け跡を見て、忘れないようにしたいなと」
首里城公園では、新たな首里城散策のコースも設定し、見学に来る人たちに復興への歩みを見守ってほしいとしている。