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気象庁「3か月予報」雪不足影響より深刻か

2019年12月25日 15:27
気象庁「3か月予報」雪不足影響より深刻か

気象庁は25日午後、来年3月までの天候の見通しを発表した。日本海側の雪の量は、この先3か月も「少ない」と予想され、「雪不足」の影響がより深刻になるかもしれない。

気象庁が発表した来年1月から3月にかけての「3か月予報」によると、この先も寒気の流れ込みが弱く、西高東低の冬型の気圧配置が長続きしないため、気温は北日本を除いて平年よりも「高い」予想で、「暖冬」が続く見通しだという。

一方、今年は雪が少なく、日本海側の積雪は、平年の4割以下にとどまっていて、スキー場の営業などにすでに影響が出ている。

気象庁は、この先3か月も、日本海側の雪の量を、東日本と西日本で「少ない」北日本でも「平年並みか少ない」と予想し、「雪不足の影響がより深刻になるリスクがある」と説明している。