両陛下 即位後初の被災地訪問を終え帰京
天皇皇后両陛下は、台風19号による大雨などで甚大な被害を受けた宮城県と福島県の被災地を見舞われた。被災地への訪問は即位後初めて。
天皇皇后両陛下は、まず宮城県の丸森町を訪れ、応急の仮設住宅で暮らす人々を見舞われた。
天皇陛下「大変でしたね」
皇后陛下「大変な思いをなさったんですね」
両陛下は続いて、福島県本宮市で安達太良川の堤防が決壊した現場を視察され、深く頭をさげて黙祷をささげられた。
その後、市の多目的施設で、被災した人たちに声をかけられた。
安斎洋子さん(89)「私たちをこのようにいたわっていただける心がとてもありがたく、前向きに進んでいかなければならないと新たに感じました」
即位後初めての被災地訪問を終えた両陛下は、26日夜、帰京された。