長崎・平和祈念式典 長崎市の屋内施設で行われる 原爆の犠牲者は19万5607人に
9日は78回目の長崎原爆の日です。しかし台風の接近で平和祈念式典は屋内に変更して実施されました。
今年の平和祈念式典は長崎市の屋内施設で行われ、主催する市関係者と被爆者の代表者のみが参列し、岸田総理ら来賓と一般の参列は見送られました。
式では、この1年間に新たに死亡が確認された3314人の名簿が奉安され、長崎原爆の犠牲者は19万5607人となりました。
鈴木長崎市長
「今こそ核抑止への依存からの脱却を勇気を持って決断すべきです」
長崎市の鈴木市長は、平和宣言で核抑止に依存せず、核兵器廃絶への道を着実に進むよう世界のリーダーに求めました。
原爆投下から78年。
被爆地ナガサキは深い祈りに包まれます。