首都直下地震や大規模水害などに対応するため、埼玉県警など6都県の警察や陸上自衛隊などが合同で、ヘリコプターを使った大規模な救助訓練を行いました。

28日、さいたま市の荒川河川敷の公園で行われた訓練は、埼玉県警や警視庁など6都県の警察や陸上自衛隊などからおよそ100人が参加し、ヘリコプター8機が出動しました。

訓練は大雨で荒川が氾濫し広範囲が浸水したという想定で行われ、救助隊員が車の上に取り残された人などを上空から救助する手順などが確認されました。

8機のヘリを使ったこの規模の救助訓練は全国的にも他に事例がないということで、訓練に参加した埼玉県警は「関係機関と連携を強化し災害対処能力を向上していきたい」としています。