「チバニアン」決定に研究チーム「感無量」
地球の歴史のうちの地質時代のひとつを「チバニアン」と命名することが決まったことを受け、研究チームが記者会見を開き、「感無量」などと語った。
茨城大学・岡田誠教授「2年半色々ありまして、なんとかここまでたどりつけて、この日が来ることは想像できなかったが本当に感無量」
国立極地研究所や茨城大学などの研究チームは会見を開き、およそ77万年前から12万9000年前までの時代が「チバニアン」と命名されることが決まったことを受け、喜びを語った。
また、茨城大学の岡田教授は、「地質学は身近な学問であることを示すことができたと思っている」などと若い世代に興味を持ってもらう大きなチャンスだと語った。
一方、「チバニアン」と命名された地層のある千葉県市原市では、市長自らが号外を配るなど市民と喜びを分かち合った。
市原市民「うれしいですね。(家から)割と近いので。過疎地域なので町が元気になってくれればいいなと思います」
市原市は、「チバニアン」の誕生を観光客誘致につなげていきたいとしている。