今年で最後となる「大学入試センター試験」が始まった。関東甲信では雪の影響も懸念されたが、今のところ大きなトラブルはないという。

全国６８９の会場のひとつ東京大学では、雨が降る中、午前８時の開門とともに、参考書を手に持った受験生たちが試験会場に向かった。

関東甲信では雪の影響も懸念されていたが、大学入試センターによると、雪によるトラブルはなく、東京都内で受験生１人がバスの渋滞で遅れ、試験時間を７５分繰り下げた以外は、予定通り午前９時半に最初の試験となる地理歴史・公民の試験が始まったという。

１９９０年に始まったセンター試験は１８日と１９日に行われる今回が最後で、来年からは「大学入学共通テスト」が行われる。