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「桜を見る会」公文書巡り内閣府幹部を処分

2020年1月18日 11:36
「桜を見る会」公文書巡り内閣府幹部を処分

内閣府は、「桜を見る会」をめぐる公文書を不適切に取り扱ったとして、幹部職員6人を厳重注意の処分とした。

この問題は、「桜を見る会」の2013年~2017年の5年分の招待者名簿などが、公文書管理法で義務付けられている行政文書の「管理簿」への記載がされておらず、また廃棄する際に行う同意手続きや、廃棄の記載もなかったもの。

内閣府は17日、田和宏審議官ら、歴代の人事課長5人を厳重注意の処分にしたことを発表した。

また、去年11月に参議院予算委員会の理事会に提出した「桜を見る会」の推薦者名簿の一部で、消す必要のない政府の部局名の記載を消して国会に提出していた問題については、「極めて不適切」とした上で、吉岡秀弥人事課長を厳重注意の処分とした。