20日（月）午前10時31分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.0の地震が発生し、珠洲市では最大震度5強を観測しました。石川県では、22日（水）から雨の予想となっていて、週末には雨が強まるおそれもあり、今後の情報に注意が必要です。

気象庁によると、揺れが強かった所では、今後1週間程度、震度6弱程度の地震が起こる可能性があるとして、注意を呼び掛けています。

石川県では、21日（火）にかけては雲が多めながらも晴れ間が出そうです。ただ、21日（火）の予想最高気温は29℃から30℃と、かなり蒸し暑くなる見込みです。地震の後片付けなどを行う際は、水分や塩分をこまめに補給するなど、熱中症には十分な注意が必要です。

その後、22日（水）には、梅雨前線が日本海まで北上する見込みで、夜には揺れの大きかった珠洲市でも雨が降り出す予想です。強い雨ではありませんが、今回の地震により地盤が緩んでいる可能性があります。少しの雨でも土砂災害が起こるおそれがありますので、崖などには近づかないようにしてください。

23日（木）以降は、梅雨前線が日本海に停滞する見込みで、石川県でも雨が続く予想です。週末には雨脚が強まり、雨量が多くなる可能性もありますので、今後の情報にご注意ください。