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クルーズ船133人の検体採取し遺伝子検査

2020年2月4日 23:48
クルーズ船133人の検体採取し遺伝子検査

厚生労働省は、4日午後11時半現在も横浜港沖に停泊しているクルーズ船の乗客・乗員のうち9割の検疫作業が終わり、このうち133人からは検体を採取して新型コロナウイルスに感染しているかどうかの遺伝子検査を行うことを明らかにした。

クルーズ船には乗客・乗員がおよそ3700人いるが、9割は検疫作業が終わったという。

これまでに133人からは検体を採取して、99人についてはすでに新型コロナウイルスに感染しているかどうかの遺伝子検査を行っている。今のところ陽性かどうか、結果は出ていないという。残る34人の検体はまだ船内にあるという。

一方、4日夜、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された、50代の中国在住の男性について、先月、感染が確認された中国人観光客と同じバスツアーに参加していたことがわかった。男性は、先月22日に観光のため来日していて、現在は中国に戻っている。