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3月13日からマスク着用ルール緩和 公共交通機関の対応は?

2023年3月10日 21:54
3月13日からマスク着用ルール緩和 公共交通機関の対応は?

3月13日から新型コロナ対策のマスク着用ルールが緩和されます。“個人の判断にゆだねる”という政府方針を受けた公共交通機関の対応をまとめました。

■航空

国内の航空会社19社が加盟する定期航空協会はこれまで乗客にマスクの着用を要請してきましたが新たな政府方針にあわせ機内や空港内では乗客、従業員ともに着用は「個人の判断にゆだねる」とします。

■鉄道

JRや私鉄などでつくる「鉄道連絡会」は感染対策のガイドラインを改定し乗客へのマスク着用を呼びかける項目を削除しました。

JR東日本ではマスク着用を呼びかける車内アナウンスや掲示をとりやめます。新幹線・在来線問わずラッシュ時間帯も含め「利用客の判断にまかせる」としたうえで大声で会話する乗客などにはマスク着用をお願いする場合もあるということです。

一方、接客を行う駅員や乗務員はマスクを着用するということです。

■バス

「日本バス協会」はこれまで、乗客や従業員に対しマスク着用を呼びかけてきましたが、13日以降は「マスク着用は個人の判断にゆだねること」を基本とし、通勤ラッシュなど混雑時には着用を推奨するとしています。ただし、おおむね全員の着席が可能な高速バスや貸し切りバスは着用推奨の対象外としています。

■タクシー

全国ハイヤー・タクシー連合会は感染予防対策のガイドラインでこれまでは、利用者に対し適切なマスクの着用と大声をひかえるなど感染防止について理解と協力を求めるとしていました。

13日から実施されるガイドラインでは「マスクの着用は個人の判断にゆだねる」と改定されました。ただし、事業者が感染対策上や事業上の理由などにより利用者や乗務員を含む従業員にマスク着用を求めることは許容されるとしています。