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クルーズ船“陰性”500人の下船始まる

2020年2月19日 16:27
クルーズ船“陰性”500人の下船始まる

新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、19日、乗客およそ500人の下船が始まった。横浜港から中継。

乗客542人という大規模な集団感染が確認されているダイヤモンド・プリンセスでは、今月5日から乗客らの船内での待機が続いていた。

19日はウイルス検査で「陰性」と診断された乗客およそ500人が14日間にわたる健康観察を終えて下船することになったが、下りた乗客からは、安堵(あんど)の声が聞こえた。

下船した乗客(70代)「ほっとしました。飼い犬の調子が悪いので、それが非常に気になってたくらいで」「(帰ったら)おいしいおすしを腹いっぱい食べたい。その後はゆっくりお風呂につかって自分のベッドでゆっくり寝たい」

「陰性」と診断された乗客の下船は21日まで続く見込みだが、一方で、同じ部屋に感染者がいた人は、さらに数日、船に残ることになる。

乗員の下船や船の今後については調整中だということで、先行きが見えていない面もある。