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日本含む東アジア地域で相次ぐ山火事「気候変動で激しさ増している」国際的研究グループ分析

2025年3月26日 4:59

日本を含む東アジア地域で相次ぐ山火事について、国際的な研究グループは、「気候変動によって激しさを増している」などとする分析結果をまとめました。

国際的な研究グループである「クリマメーター」は、日本と韓国で相次いで発生している山火事について、気象条件の分析結果をまとめました。

この分析では、山火事が起きた地域の今月21日以降の気象条件のパターンを分析し、過去のものと比較しました。その結果、気温は最大で2度上昇し、降水量は1日あたり最大で30%減少するなど極端な気象条件になっていたとしています。

この分析を行ったフランス国立科学研究センターの研究者は、「気候変動は地球を温暖化させるだけではなく、自然の極端さを増幅させる」とした上で、こうした気候変動は、人の活動によって激化していると説明しています。

最終更新日:2025年3月26日 4:59
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