24日は全国的に真冬並みの寒さが続きそうです。25日には寒さが緩み、26日から27日は春本番を思わせる陽気のところもあるでしょう。

■北海道・新潟で記録的な大雪（23日～24日）

千歳（北海道千歳市）では、23日午前11時の積雪が123センチに達し、2006年11月以降では、最も深い積雪となりました。

津南（新潟県津南町）では、24日午前1時の積雪が419センチに達し、観測史上1位の記録を16年ぶりに更新しました（観測開始は1989年10月）。

日本海側では、雪のピークは過ぎましたが、なだれ、落雪などには引き続き注意が必要です

■冬型と厳しい寒さは継続中（24日）

山陰、近畿北部、北陸の雪は、24日昼頃にはやみそうです。東北日本海側では24日夜にかけて、雪が降り続き、吹雪のところもあるでしょう。太平洋側は広い範囲で冬晴れとなりそうです。

日中の気温は、ほぼ全国的に平年以下の見込みで、真冬並みの厳しい寒さとなるでしょう。

■週末から春の陽気に（25日～）

25日には寒さが緩み、日中は平年並みの気温のところが多いでしょう。26日から27日にかけては、さらに気温が上がり、全国的に平年より高くなる見込みです。

東北南部や関東、四国、九州などでは、3月下旬から4月上旬並みの陽気となるでしょう。

ちなみに、東京の最高気温は、2月26日から3月1日にかけて、4日連続で15℃以上の予想です。

東京都心の気温が15℃以上となれば、年明け以降はじめてということになります。