内定取り消し“およそ6割”新型コロナの影響
今年の春に高校や大学などを卒業して就職を予定していた学生・生徒で内定が取り消しとなった人のうち、およそ6割が新型コロナウイルスの影響だったことが分かりました。
厚生労働省によりますと、ことし3月に卒業し就職予定だった人のうち内定取り消しとなったのは50人で、このうちおよそ6割にのぼる29人は、新型コロナウイルスの影響による事業縮小などによるものだということです。
内定取り消しは去年の136人より減少しましたが、厚労省は「採用を絞る動きあり、全体的な数は減っているものの、依然として、新型コロナの影響が残っている」としています。