阪急阪神HD会長「今月中にも遺族側との話し合いまとまれば」宝塚劇団員死亡
宝塚歌劇団の俳優の女性が死亡した問題で、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社の会長は、「今月中にも遺族側との話し合いがまとまればいいと思っている」との考えを示しました。
去年9月、宝塚歌劇団の宙組に所属する女性が死亡した問題では、遺族側がいじめやパワハラを主張しているのに対し、歌劇団側はいじめやパワハラは確認できないとしていて、話し合いが続けられています。
そうした中、8日、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社・阪急阪神ホールディングスの角会長が「交渉は双方ともに大きな違いがないところまできた。 今月中にも話し合いがまとまればいいと思っている」との考えを示しました。
一方で、遺族側への謝罪については「結論が出れば、お話しさせていただく」と述べるにとどめました。
歌劇団は、「遺族と真摯に協議を進めています。協議内容やスケジュールについて何ら決まったものはありません。引き続き誠実に対応して参りたい」としています。