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冒頭に謝罪 社名についての質問には…“東山社長と面会”元ジャニーズJr.橋田康さん

2023年9月23日 6:05
冒頭に謝罪 社名についての質問には…“東山社長と面会”元ジャニーズJr.橋田康さん

ジャニーズ事務所に所属していた13歳の時、ジャニー喜多川元社長から性被害にあったと訴えている元ジャニーズJr.橋田康さん。21日に東山社長と面会して、直接謝罪を受けたことを明かしました。

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元ジャニーズJr.橋田康さんは21日、自身のSNSを更新しました。そこにつづられていたのは、「ジャニーズ事務所、東山社長と対話させていただきました。本当に苦しい思いをさせてしまって申し訳なかったと伝えてくれました」との内容です。

橋田さんは22日、読売テレビの「ミヤネ屋」に出演。東山社長とどのようなやりとりをしたのでしょうか。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「まずは本当に東山社長が立って待っててくださっていて、『本当に長い間苦しい思いをさせてしまって、申し訳なかった』と伝えてくださった。『変わるきっかけ向き合うきっかけをくれて、ありがとう』と言ってくださった。きちんと前を向いてくださっていると感じた時に、本当に少し自分の中で救いになりました」

東山社長は今月7日の会見で、「今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく覚悟であります。夢や希望を握りつぶされた彼らとしっかりと対話をするということがいいのかなと思っています」と話していました。

関係者によると、東山さんが社長になって被害者と面会したのは、初めてだったということです。面会が行われたという場所は、ジャニーズ事務所にある、会議室のような大きな部屋です。

面会にはジャニーズアイランドの社長、井ノ原快彦さんも同席。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「緊急という形で井ノ原さんが『参加させてください』ということで(来た)。お部屋に入る前に『何か本当に威圧感があったり、苦しかったりしたらすぐに言ってください』と入る前にお声がけくださった。何もストレスは感じずに過ごせました」

冒頭、橋田さんは東山社長から謝罪を受け、その後、2人と話しました。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「こういうことが二度とないような状況を作っていくために僕は声を出して告白したので、今後こうならないためにどうしていくのかという話をたくさんできたかな」

「東山社長が(所属)タレントの意見を直接聞けるようにどうしたらいいか。すごくドライな言い方になるけど、どれだけ頑張っているって言っても、結局それが可視化されなければ、周りが見えていなければ分からないことなので、透明化は必要なんじゃないかという意見は伝えた」

ジャニーズ事務所は「被害者救済委員会」を設置するなど、被害者救済の動きを見せています。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「赤裸々に言いますけど、お金の話は一切なく進みました。それはたぶん僕自身がそこというよりも、『僕はもっとこう考えている』というところに、フォーカスを当ててくれてたからなのかもしれません」

金銭的な話は一切せず、「これからのジャニーズ事務所」に求めることを強く訴えたということです。

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変化を求める一方で、井ノ原さんからの話を聞いて、自分のジュニア時代とは環境が大きく変わっているとも感じたといいます。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「僕がいた時は大人がいなかったというのがすごく大きくて、いたのはジャニーさん、マネジャーさん、振り付けの方。何か相談や私生活の相談もするような対象ではなかったので、頼れる大人っていうのが周りにいなかった」

「今はJr.同士が何かちょっともめたりしても、ちゃんと僕(井ノ原さん)の方に情報が入ってくるって話をしていただいた。それはもう、全然状況が違う」

面会では、東山社長らが橋田さんの意見を聞くことがメインだったといいますが、逆に橋田さんが質問する場面もあったといいます。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「ジャニーズ事務所の名前は変わるのかどうか聞いたけど、“10月2日の発表でしっかりとした発表ができるように準備中です”というのが答え、そこを注目したい」

面会は約1時間で、橋田さんにとって有意義な話し合いだったといいます。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「ジャニーズ事務所が本当にこの状況を乗り越えて、強い形で改めてエンターテインメントを発信してくれる状況になるのが僕にとっての救済」

「世界に誇れるくらい有名になってくれれば、僕はそれが一番いいんじゃないかと思います」

出演の最後には、“伝えたいことがある”と切り出しました。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「僕も1つ言いたいんですけど、僕自身SNSで『あなたは性加害・性被害を軽視しすぎている』『有罪としてあるべき問題だから』とすごい言われるんですけど、今、矛先として罪を問われる人はいないわけですから、これからどうしていくのか、どうしていけば二度と起きないか関心を持つ人含めて、意識を変えて、変えていこうという方に変わっていけたらすごく幸せだなと」

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22日、警察署を訪れたのは、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表の平本淳也さんです。毎日のように受ける誹謗(ひぼう)中傷について、警察署へ相談にきたといいます。

ジャニーズ性加害問題当事者の会 平本淳也代表
「インターネットによる誹謗中傷。『死ね』『生きる資格がない』『消えろ』…日常的に今でも毎日のようにずっときます。面白半分でやっているなら、今すぐにやめてほしい」

少なくとも数万件にのぼるという誹謗中傷。今後、刑事告訴に向けて準備を進めると明らかにしました。

ジャニーズ事務所は10日後の来月2日、これまで検討してきた被害補償の具体的な内容や社名変更など、今後の会社運営について進捗を報告するとしています。

(9月22日放送『news zero』より)