林理事長ら3人に「辞任勧告」検討 日大アメフト部・薬物事件
日大アメフト部の薬物事件への対応をめぐり、日本大学の理事会が林理事長、酒井学長、澤田副学長の3人に対し、辞任の勧告を検討していることがわかりました。
アメフト部の薬物事件への一連の対応をめぐり、日本大学では現在、第三者委員会が取りまとめた報告書をもとに、ガバナンスの改善計画や関係者の責任の所在などについて話し合いが進められています。
関係者によりますと、今月10日に行われた理事会で、林真理子理事長、酒井学長、澤田副学長の3人に対し、辞任を勧告すべきか議論が行われたということです。
さらに、3人が退席した上で「辞任を勧告すべきか」について残りの理事の投票が行われ、「勧告すべき」との回答が多数あったということです。
日本大学では16日、臨時の理事会が開かれ、引き続き、責任の所在などについて話し合いが行われる見通しで、3人に対し辞任を勧告する可能性もあるとみられます。