高浜原発3・4号機の運転延長を認可 来年運転開始から40年
来年、運転開始から40年となる福井県の関西電力高浜原発3号機と4号機について、原子力規制委員会は運転期間の延長を全会一致で認めました。
1985年に運転を開始した関西電力高浜原発3・4号機は来年、原子炉等規制法で「原則40年」とされている原発の運転期間の上限に達します。
原子力規制委員会が認めれば最長20年の延長が可能で、関西電力は去年、延長を申請、原子力規制委員会による審査が行われてきました。
29日の原子力規制委員会の会合では審査の結果、延長の基準に適合していることが5人の委員に報告され、3号機、4号機ともに全会一致で20年の運転期間延長が認められました。
60年までの運転延長が認可されている原発は、全国で8基となります。