「新幹線延伸」と「北陸応援割」 被災の石川県各地、観光客でにぎわう
北陸新幹線の敦賀延伸・開業と「北陸応援割」のスタートから2日目となった石川県では各地に多くの観光客らが訪れ、にぎわいを見せていました。
東京から
「大学の卒業なので卒業旅行で来ました。 (交通手段は?)新幹線です」「お腹ペコペコです。これ(海鮮)目当てで来ました」
金沢の台所・近江町市場には、朝から大勢の観光客が。北陸新幹線の延伸開業に加え、「北陸応援割」の効果は想像以上だと、市場で働く人も顔をほころばせます。
大口水産・荒木優専務
「勢いを我々がまず先にいただいて、それを復興や応援にずっと続けていきたい」
金沢駅前のロータリーでも、次々とタクシーに乗り込み、目的地に向かう観光客がいました。
一方、穴水町では特産のカキが、復興支援で訪れた人にふる舞われました。
復興支援者
「大きいです、身が」
穴水町観光物産協会 坂谷吉春会長
「皆さんにアピールして、また直ったら穴水町に足を向けて来てほしい」
各地の熱気。
能登の復興につながればと、思いが寄せられています。