被災した観光名所・輪島市「白米千枚田」コメ作り再開へ クラウドファンディングで全国から支援
元日の能登半島地震で被災した石川県輪島市の観光名所「白米千枚田」では、全国からの支援を活用して一部の田んぼを再生し今シーズン、コメ作りを再開することを決めました。
国の名勝に指定されている輪島市の白米千枚田では、日本海をのぞむ傾斜に広がる1004枚の棚田が美しい景色を見せる人気スポットでしたが、地震によって深刻なダメージを受けました。
7日に撮影された映像からは、棚田の9割でひび割れや地滑りが起きているほか、田んぼをつなぐ水路が壊れコメ作りが出来ない状態になっているのがわかります。
棚田を管理しているグループが修復のためのクラウドファンディングを呼びかけたところ、これまでに1200万円を超える支援が全国から寄せられています。
グループは、水を通すことができそうな田んぼ60枚と水路をまず修復し、ことし5月に田植えをすることを決めました。
ボランティアの力も借りながら今月末から草刈りを始めます。本来の1割に満たない作付けとなりますが、グループは、いつか四季折々の景色を観光客が楽しめる本来の棚田を取り戻したいと話していました。
国の名勝に指定されている輪島市の白米千枚田では、日本海をのぞむ傾斜に広がる1004枚の棚田が美しい景色を見せる人気スポットでしたが、地震によって深刻なダメージを受けました。
7日に撮影された映像からは、棚田の9割でひび割れや地滑りが起きているほか、田んぼをつなぐ水路が壊れコメ作りが出来ない状態になっているのがわかります。
棚田を管理しているグループが修復のためのクラウドファンディングを呼びかけたところ、これまでに1200万円を超える支援が全国から寄せられています。
グループは、水を通すことができそうな田んぼ60枚と水路をまず修復し、ことし5月に田植えをすることを決めました。
ボランティアの力も借りながら今月末から草刈りを始めます。本来の1割に満たない作付けとなりますが、グループは、いつか四季折々の景色を観光客が楽しめる本来の棚田を取り戻したいと話していました。