特殊詐欺防止“声かけ”で貢献の人に防災グッズ配布 「サポート詐欺」への注意を呼びかけ
関東大震災から100年の節目となることし、東京・千代田区では特殊詐欺防止に貢献した人に防災グッズを配布する取り組みが始まります。
千代田区では10日から、電子マネーを購入した人などに声をかけて特殊詐欺を未然に防止した人などに対し、防災グッズを配布する取り組みが始まります。
これに伴って10日、警視庁や千代田区役所などが宣言式を行いました。
その後、JR秋葉原駅で警察官らがチラシを配り、「サポート詐欺」への注意を呼びかけました。
「サポート詐欺」はパソコンやスマートフォンがウイルスに感染したとウソの警告を表示させ、ウイルス除去名目で電子マネーなどをだまし取る手口で、被害が増加傾向にあるということです。
去年1年間、一般の人の声かけによって未然に防げた特殊詐欺は、およそ2350件にのぼるということで、警視庁は「電話をかけながらATMを操作している人を見かけたら声かけを」などと呼びかけています。