震度6強超などで競技行わず 組織委が検討
今年夏の東京オリンピック・パラリンピックの大会期間中、震度6強以上の地震が発生した場合や、台風の接近や大雨などによって避難が必要となる警戒レベル4以上が見込まれる場合には、原則として、当日の競技を行わない指針案が検討されていることが分かった。
大会組織委員会は、台風により一部の試合を中止した昨年のラグビーワールドカップのケースも参考に、台風や地震などといった大規模な自然災害が発生した場合、競技をどう運営するかの指針案を現在、作成している。
それによると、震度6強以上の地震が発生した場合や、台風の接近や大雨などで避難勧告や避難指示が出される警戒レベル4以上が見込まれる場合は、原則、当日の競技を取りやめる方向で検討しているという。
組織委員会は、今後さらに議論を重ね、正式な指針としてとりまとめる方針。