“皇宮警察の学校”幹部同席で未成年が飲酒
天皇皇后両陛下をはじめ皇室の護衛や、皇居の警備などを担う皇宮警察本部の警察学校で、幹部同席のもと未成年の飲酒が繰り返されていたことが分かった。
皇居にある皇宮警察本部の警察学校は、採用された新任の護衛官が訓練を受ける組織で、高校を卒業した未成年も入校している。
関係者によると、去年6月に栃木県の那須御用邸の敷地内で行われた実習の懇親会など、校長ら幹部も同席する場で、10か月の入校期間中、繰り返し、未成年が飲酒をしていたという。
皇宮警察は関係者から聞き取りを進め、近く、学校の幹部ら30人前後を処分する方針だという。
また、天皇ご一家の護衛にあたる男性護衛官が、先月、スキー訓練で新潟県に出張した際、同僚の女性護衛官の入浴をのぞき見したことも分かったという。