紛失“個人情報USB”寝ていた路上近くの“マンション”で発見
兵庫県尼崎市で、全市民の個人情報が入ったUSBメモリーが紛失した問題で、市はUSBメモリーが見つかったと発表しました。
尼崎市によりますと、紛失したUSBメモリーには、全市民46万人分の名前や住所、生年月日など住民基本台帳の情報のほか、生活保護受給世帯や児童手当受給世帯の口座情報などが含まれていました。
21日、委託している業者がUSBメモリーを持ち出しました。その後、大阪府吹田市の飲食店で酒を飲み、酔って路上で寝込んでしまい、USBメモリーが入ったカバンごとなくなりました。
市は、23日に紛失を公表し、探していましたが、関係者によりますと、24日昼ごろ、酔って寝ていた路上の近くのマンションの敷地内で、カバンと一緒に見つかったということです。
尼崎市民「見つかってよかったと思いますよ。皆さん心配していた。大事なものだけにそう簡単に持って帰らないようにしてほしい」
市は、メモリーに入っていた個人情報が流出していないか、調査を進めるということです。