尼崎市民“46万人”個人情報USB紛失…酒に酔い路上で3時間近く寝入る
兵庫県尼崎市は、全市民46万人分の住民基本台帳の情報が入っているUSBメモリーを紛失したと発表しました。
尼崎市によりますと、USBメモリーを紛失した男性は、20年近くこのような業務に携わっていたということですが、今回、大阪府内の飲食店で酒を飲み酔った状態で路上で3時間近く寝入っていたということです。
紛失したUSBメモリーには、全市民46万人分の名前、住所、生年月日を含む住民基本台帳の情報のほか、生活保護受給世帯などの口座情報などが含まれていました。
21日、臨時特別給付金を支給する業務の一部について委託を受けた業者がUSBメモリーを持ち出し作業しました。同僚らと大阪府内の飲食店で酒を飲んだ後、USBが入ったカバンごとなくなっているのに気づきました。
尼崎市民「ひどすぎる、ありえないこと」「びっくりした。大変な問題だ。甘い、役所としたらどういう管理しているのか」
USBメモリーにはパスワードが設定されていて、今のところ、情報の流出は確認されていないということですが、市は今回の事態の原因を詳しく調べるとしています。