名前、住所、生年月日に口座も…尼崎市、全住民46万人分の個人情報入りUSBを紛失
兵庫県尼崎市は、全住民46万人分の住民基本台帳の情報が入っているUSBメモリーを紛失したと発表しました。個人情報には名前、住所、生年月日などが含まれているということです。
尼崎市によりますと、紛失したUSBメモリーには全市民46万人分の住民基本台帳の情報のほか、生活保護受給世帯や児童手当受給世帯の口座情報などが含まれていました。
21日、住民税非課税の世帯に臨時特別給付金を支給する業務の一部を委託している業者が、データを移し替える作業のためUSBメモリーを持ち出していました。作業終了後、同僚らと大阪府内の飲食店で酒を飲んでいて、その後、USBメモリーが入ったカバンごとなくなっているのに気づいたということです。
USBメモリーにはパスワードが設定されていて、今のところ、情報の流出は確認されていないということです。