JR東海「ドクターイエロー」ラストラン
「新幹線のお医者さん」、JR東海の検査専用車両「ドクターイエロー」が、29日にラストランを終えました。
東海道・山陽新幹線の設備の点検などを行う車両「ドクターイエロー」は、JR東海とJR西日本が1編成ずつ保有し、「新幹線のお医者さん」とも呼ばれ親しまれています。
JR東海のドクターイエローは、29日がラストランとなり、多くのファンに見守られ、およそ24年の歴史に幕を閉じました。窓には検測員らが「ありがとう」というメッセージを手作業で取り付け、ファンへの感謝を示しました。
鉄道ファン「まだいてほしいというか、また戻ってきてほしいなって思うね。まだいてほしいね」「昨日の夜作った旗です。最後ちゃんと見送れてよかったです」「鉄道好きになったきっかけでもあるので、お疲れ様でしたっていう気持ちとありがとうございましたって」
引退後は先頭車両が愛知県の「リニア・鉄道館」で、展示される予定です。またJR西日本の車両は2027年以降をめどに運行を終了するということです。