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オンラインで作る子どもの学びと遊び場所

2020年3月25日 16:44
オンラインで作る子どもの学びと遊び場所

知っておきたいデータや情報をひもとく「input」。今回は「カタリバオンライン」。これは認定NPO法人「カタリバ」が行っている子どもたちがオンラインで集まれる学びと遊びの居場所です。

ウェブ会議システム「Zoom」を使用し様々なプログラムを行っています。新型コロナウイルス感染から守るため、一斉休校となり、多くの子どもたちが家庭で過ごす時間が多くなりました。そこで、様々なリスクから子どもたちを守り、居場所とストレスケアの機会をオンライン上でつくれないかということで始まったサービスです。

――朴さん、このサービスどうお感じになりますか。

実は今週末に、コトリンゴさんと一緒にオンラインライブをやるんですが、ここでも何か、見てる人とその演奏してる人がつながるようなライブ配信みたいなのをつくれたらうれしいなと思います。実際の仕事でも、これまでうちではよくリモートの会議をやってたんですけど、多くはメーンの会議室は8人ぐらいいて、外から1人がつながるみたいなことでやっていたときは主従関係があって、どうしても1人でつながってる人はあまり発言できなかったんです。今って本当にマルチ配信というか、全員がパラレルに並んでいる状況だとむしろ何か対面してるより、自由に発言する人もいて、なんかそういう良いところを捉えられられる機会にすると、いいんじゃないかなと思っていますね。

――利用者の声としても学校で言いづらかったやりたいことも、ここでは言える声があったりとか――。

そうですね。何かやっぱりこういう機会にそういう良いところ、ポジティブなところを拾うようなことになったらいいなと思いますね。

――またオンラインでイベントをされるということなんですけれども、イベント開催と違うオンラインならではのコツみたいなのって何ですか。

そうですね、やっぱり自分がそこに関与しているっていう感覚をどう作れるかというか、自分もそこに、本当になんか周りとみんなで応援してこのミュージシャンと一緒にこの時空間をつくっているんだという感じをなんかうまく作れるような、そんな演出を探したいなと。まだ、できてるわけじゃないんですけど、探したいなと思っています。

――今、模索している方が結構多いんじゃないかなと思うんですけど。

そうですね。そこで何かいいショーケースにできたらうれしいなと思ってます。今週末やりますんでよろしくお願いします。

【the SOCIAL inputより】