囲碁の新人王戦で初めて女性棋士が優勝 “ハンマーパンチ”上野女流二冠
囲碁の若手棋士の登竜門、新人王戦で初めて女性棋士が優勝しました。
22日朝、対局会場に妹と現れたのは、対局者の上野愛咲美女流二冠。
上野愛咲美・女流二冠
「(Q:きのう眠れた)はーい、ぐっすり眠れました。縄跳び家でやっているので、777回いつもどおり!」
対局の朝は、げん担ぎに縄跳びを飛ぶという上野女流二冠は、新人王戦決勝で、姚智騰六段に挑みました。
上野女流二冠の棋風は超攻撃的で、ファンからは「ハンマーパンチ」と呼ばれています。そして午後6時前、姚六段が投了。上野女流二冠、女性初の新人王となりました。
上野愛咲美・女流二冠
「女流棋士が優勝したことがないと無理かなと頭がなってしまうので、妹とかは『ちょっとは私もいけるかも』 って思ってくれる」
上野女流二冠は、今月末から杭州アジア大会の囲碁競技に挑みます。