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厚労省「アビガン」確保に139億円を計上

2020年4月8日 2:21

厚生労働省は、今年度の補正予算に、新型コロナウイルス対策として効果が期待されているインフルエンザ治療薬「アビガン」を確保するために、139億円を計上しました。

厚労省は、新型コロナウイルス対策に伴う今年度の補正予算として、1兆6371億円を計上しました。

新型コロナウイルスの治療薬としての有効性などを確認するため、インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床試験が先月から始まっていますが、新たに「アビガン」130万人分を確保するため、139億円を計上しました。

また、都道府県が柔軟に使える交付金の創設に1490億円を充て、入院患者を受け入れるベッドの確保や人工呼吸器などの整備、軽症や症状がない人などが療養する体制の確保などを支援するということです。