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野菜販売や薬局…注目の“ドライブスルー”

2020年4月9日 19:04
野菜販売や薬局…注目の“ドライブスルー”

ウイルスの感染拡大を防ぐため、いま注目されているのが「ドライブスルー」です。ファストフードだけでなく…野菜の販売から居酒屋まで、さまざまな業種で「ドライブスルー」を取り入れる動きが広がっています。

every.「マクドナルドのドライブスルーに車が列を作っています」

ドライブスルーに車の行列が。日本マクドナルドによりますと外出自粛が始まった先月から、ドライブスルーの需要が増えているといいます。

千葉県市川市でもドライブスルーに大行列。こちらは…マスクの配布でした。市が福祉事業所に対しておよそ3万枚のマスクを配った光景。ドライブスルーを取り入れた理由は、「新型コロナウイルスの感染の予防のため」。

他人との接触を抑えられる「ドライブスルー」がいま、広がりを見せています。

建物に入ってきたのは、お客さんの車です。するとスタッフがトランクを開け、段ボールを詰め込み…所要時間わずか1分。これは、感染拡大の影響で新たに生まれたドライブスルー。何を売っているのでしょうか?

フードサプライ、竹川敦史社長「『ドライブスルー八百屋』という取り組みをさせていただきまして」

プロの業者が選んだ10種類以上の野菜を、予め段ボールに詰め、予約した客にドライブスルーで渡すのです。

埼玉県から来た客「スーパー行ったら他のお客さんと近くになるリスクがあって、車で来られるのは良いと思います」

始めたのは青果の卸売店。これは野菜の生産者にとってもプラスになるアイデアでした。

フードサプライ、竹川敦史社長「(生産者が)外食用に作っていますので僕らが仕入れないと、廃棄しなければいけないものも出てきます。卵でいうと待っていても鶏は産んでしまうので、僕らも消費しなければならない」

これらは、外食店が休業し、生産者が出荷できなくなった余った野菜なのです。

フードサプライ、竹川敦史社長「(私たちも)新しい仕事が増えたことによって、社内はこういう中でも少し明るくなった」

来週は、週3回行い1日200セットの販売を目指します。

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また、店内営業を自粛中の居酒屋では、自慢のカツを使ったサンドイッチなどをドライブスルーで販売する試みを始めました。ビルの6階にあるお店。どのようにドライブスルーを行うのでしょうか。

客から連絡をもらった店員が、エレベーターを使って下に降り、外に出てきて、近くの車で待機している客のもとに届けるというもの。ドライブスルー1回でおよそ5分のロスが生じますが…。

創作串揚げ&Wine一條家、女将、橘恵さん「私たちのお料理をたくさんの人に召し上がっていただきたいという思いの方が強くありました」

メニューもドライブスルー用に新たに開発。料理人としての強い思いがあったのです。

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また、神奈川県相模原市の薬局。一見、普通に見えますが…なんと客がいるのは車の中。その名も「ドライブスルー薬局」です。以前から行っていたといいますが…。

くろーばー薬局薬剤師、岡田裕司社長「ここ最近ドライブスルー利用者は急増しています」

病院で受け取った処方箋をアプリで薬局に送信。車で向かう間に、薬局が調剤を始め、そのままドライブスルーで受け渡しをする仕組みです。

くろーばー薬局薬剤師、岡田裕司社長「感染リスクを下げられる。(患者が)薬局に入ってこないので、お互いメリットのある行動だと思う」

新たなドライブスルーが次々と始まっています。