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「緊急避妊薬」薬局で販売を 厚労省に要望

2021年10月4日 17:19
「緊急避妊薬」薬局で販売を 厚労省に要望

意図しない妊娠を防ぐため、「緊急避妊薬」を処方箋がなくても薬局で購入できる仕組みの解禁を求めて、若者らの団体が訴えました。

NPOピルコン理事長・染矢明日香さん「一人で抱え込んでしまった結果、乳児遺棄や虐待にも繋がることがあります。これだけ多くの市民団体から、また市民から緊急避妊薬の薬局販売の要望があがっていることを国としても受け止めていただきたい」

「緊急避妊薬」は、性行為の後、72時間以内に飲むことで妊娠を防ぐもので、医師による処方箋が必要ですが、4日、65の団体は、全国の薬局での販売や全ての女性が入手できる価格にすることなどを、厚生労働省に要望しました。

一方、国は、薬局での販売を解禁するか検討していて、厚労省は、海外での処方箋なしで、薬局などで購入できる状況や、男性に販売しているかどうかなど調査し、解禁の可否を決めるとしています。

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