厚労省 モデルナ接種「12歳以上」を了承
アメリカ・モデルナ社の新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省の審議会は、接種可能な年齢を「12歳以上」とすることを了承しました。
モデルナ社のワクチンの接種対象は、現在、「18歳以上」ですが、厚労省の審議会は「12歳以上」に引き下げることを了承しました。アメリカでおこなわれた12歳から17歳のおよそ3700人を対象とした治験で、有効性と安全性を確認したとしていて、こうしたデータを国内の流通を担う武田薬品工業が、厚労省に提出していました。了承されたことを受け、ワクチンの添付文書が改訂されます。
今後、専門家部会で公的な予防接種の対象に追加することを決め、12歳以上への接種が、近く、始まる見通しです。国内ではすでにファイザーのワクチンの対象年齢が16歳以上から12歳以上に引き下げられていています。